親心。
東京から帰省してきていた二男を送って来ました。
広島駅について新幹線口前で記念撮影。カミさんのリクエストで二男の全身写真を撮りましたが、二男はぶっきらぼう、早くその場を去りたい感じでした(^^)
でも、モデル事務所に使って貰おうとしたらそんなシャイボーイでどうする…ってね。
そんなことはさておき、無事記念撮影を終えて、新幹線改札口で見送った。
遠くのエスカレーターに乗って行く。いよいよ見えなくなるまで見送った。
彼も、エスカレーターに乗るまでに二度ほど振り向いた。まだいるのかな?って思って振り向いたんだろうな。
父親を確認してまた手を振る。
彼は彼なりに、東京でいろいろ悩みながら成長してくれている。ありがたいことだ。幸せなことだ。
ふと、脳裏に30数年前が甦る。
横浜に帰って行く私を、両親も同じように見えなくなるまで見送ってくれていたことを。
遠く離れて暮らす家族を気遣い、子の成長を願い、淋しい思いを押し殺して見送りをしてくれた。そんな深い愛に包まれていたのだ。
自分の周りに、深い愛が満ち溢れている。
なんて幸せなことだろうか。
現代の人たちは、ともすると幸せセンサーが鈍っているのかもしれない。
自分が愛されている存在だと忘れているのかもしれない。それで好き勝手、自暴自棄、悲しい事件などが多発するのかもしれない。
みんな愛される存在。大切な存在。被害者になっても加害者になってもいけない。
愛されている。幸せな存在なんだから、自分も含めてみんなを大事にしないといけない。